噴火
2004年に策定された富士山噴火のハザードマップが、2021年3月に更新されました。
火口になると想定される範囲は広がり、一部の地域では溶岩の到達時間が短くなり、到達範囲は広がりました。最終的に到達するであろう溶岩流の範囲は東は神奈川県にまで及んでいます。
先日はトンガで大規模な噴火が発生し、津波が日本各地にも押し寄せて被害が及びました。富士山が噴火すれば、その比ではなく大きな被害をもたらします。特に首都圏は富士山の東側に位置することから、上空に吹き上げられた火山灰は偏西風に乗って飛んでくきます。
都心でも1cmの降灰があると予想されていることから、ライフラインが断絶することは容易に想像することができるでしょう。
地震だけではなく、噴火にも備えなければならないという事です。
日頃の対策
噴火が起こるということは予測できないため、日頃から災害対策を行うことが重要です。
以下は、富士山噴火時の対策の一例です。
災害情報を正確に収集する
気象庁や自治体のホームページ、テレビ、ラジオなどで、正確な情報を収集することが重要です。
早期避難
避難勧告が出た場合には、迅速に避難することが求められます。
非常用持ち出し袋の用意
食料、水、薬、防寒具など、非常時に必要なものをまとめた非常用持ち出し袋を用意しておくことが重要です。
火山災害保険に加入する
火山災害保険に加入しておくことで、噴火による被害に備えることができます。
火山活動に関する情報を収集する
火山活動に関する情報を定期的に収集し、周りの状況を把握することが重要です。